こんにちは!
2024年新卒入社、アプリ開発支援部の涌井です。
アプリ開発支援部配属後のAndroid研修を振り返ります。
(開発職研修は少しだけ触れます。)
就活時の私のように、エムティーアイのモバイルアプリエンジニアはどのような新卒研修をしているのか?気になっている人のために、簡単にまとめておきます。
目次
研修の概要
- 4月:総合職と合同の新卒研修
- 5~8月:開発職研修(React/C#を中心に学習と実装、チーム開発・スクラムなど)
- 9月〜10月:アプリ開発支援部配属後の研修←主にここについて記します
※上記の内容は今年度の内容のため、研修期間や内容は毎年変わる可能性があります。
Android研修前の状態
以下は、主に私の入社前について記していますので、読み飛ばしていただいて構いません。
大学は情報系大学に通っていたので、C言語やPython、Javaなどのメジャーな言語は一通り触れていました。また、ハッカソンに参加したことがあり、ネイティブアプリ(Kotlin・Swift)、Unityでゲーム開発をチームで行いました。
大学のPBLでは、Swiftを用いたネイティブアプリのチーム開発を経験しました。 卒業研究では、Pythonを用いて自然言語処理を用いたデータ分析とシステム開発を行いました。
また、並行してベンチャー企業で開発のアルバイトを行い、その際には、LaravelやJavaScriptなどを用いて開発を行いました。
開発職研修では主にReactとC#を学び、Webアプリを開発しました。
どちらも本格的に使うのは初めてだったので、とても勉強になりました。
研修の中でアーキテクチャやチーム開発を学び、AWSを用いてのデプロイまで行えたため、非常に有意義な研修期間となりました。
また、ただチーム開発のみを行うのでは無く、インプットも研修に含まれていたので、インプットとアウトプットをバランスよく行う習慣が付いたと思います。
このように、ある程度開発の事前知識はありましたが、開発職研修時にはネイティブアプリをほぼ開発していなかったため、モバイルアプリをしたい!!という意気込みで入社した人は個人的に開発したりしておくと良いかもしれませんね。 ただ実際は、私もほとんどネイティブアプリ開発に触れられていなかったので、リハビリのような形で配属後研修に入りました。
Android研修の概要
ここに記述できる範囲内で、記述します。
なお、下記の内容は今年度の内容のため、内容は毎年変わる可能性があります。
アプリ開発支援部配属後の研修の目的は、社内プロジェクトにアサイン後にスムーズに開発者として稼働できるようになることだそうです。
最近のトレンドであるJetpack Composeも扱いますが、カリキュラムは他の技術も含めて幅広く学ぶことができるように設計されているそうです。
実際には、以下の項目を順に進めていきました。
- Jetpack Composeの公式チュートリアルに取り組む
以下のチュートリアルに順番に取り組んでいきました。
おおよそ4週間くらい取り組んでいました。
「Compose を用いた Android アプリ開発の基礎」コース | Android Developers - XMLのCodelabに取り組む
以下のCodelabに取り組みました。
Android 用の XML レイアウトを作成する - 部署内の研修(課題)でアプリ実装に取り組む
合計12個の課題を順番に実装していきました。
APIはすでに実装されており、主にUIとアーキテクチャを意識しながら実装していくという課題でした。
その課題の実装が終わればプルリクエストを出し、OJTの方にレビューしていただいた後にマージするという流れでした。 実装していく中でわからないところは都度、自分で公式ドキュメントやCodelabで勉強していきました。
課題のイメージ(抜粋):
- スクリーンショットのようなUIを実装してください。
- ViewModelを実装してください。
- テストを書いてください。
※実際はもう少し詳しく指定されています。
わからない部分は積極的にOJTにチャットで聞いたり、MTGを開いたりして潰していくことができました。
勉強になった点・感想
元々、私はSwift(Storyboard)とAndroid(Jetpack Compose)は少し使ったことがあったので、XML独特の書き方やアーキテクチャ(学生時代のハッカソンでは意識していなかった)部分について主に勉強になりました。
また、OJTの方が教師的に教えてくれるタイプの研修ではなく、自分で公式ドキュメントや記事を探して学習した上で実装したので、インプット→アウトプットのサイクルをしっかり身につけられたと思います。
また、プルリクエストを出す際にさまざまなレビューをいただきました。実装の仕方や凡ミスなど、指摘いただいたことで勉強になった点が数多くありました。
終わりに
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
研修で実際にAndroidアプリを実装していく中で、さまざまな勉強になった点やいくつか詰まった点がありました。
これを次回のテックブログにて、実際に詰まった点やレビューいただいて学んだ点も含めて、もう少し具体的にまとめていきたいと思います。